2013年09月06日

遺留分で家族がもめそうです

今回も弊所あてに寄せられた体験談やご意見をご紹介致します。皆様もぜひ、ご参考になさってください。

相続財産が少ないからまたは殆んどないから相続問題は起こらないと安心していてはいけません。私の身の回りでも遺留分を巡って、ひょっとしたらひと悶着起きるかもしれません。被相続人となる人は83歳の高齢で、時間の問題とも言えます。兄弟仲が悪かったりするとてきめんです。   

それは遺留分という問題です。子供は長男・長女です。長女は嫁いでいます。長男は自宅新築のどさくさに紛れて父の名義の不動産も自分のものに組み入れてしまいました。その時父親は了承したそうですが、母親は勝手なことをしたと怒っています。父親も今になって軽はずみなことをしたと反省しています。  

遺留分を娘に支払う現預金(相続財産)は父親にありませんから、不動産をとり込んだ長男は母親と長女に遺留分を払わねばなりません。当然、現金で払うことになるでしょう。  長男は5年後に退職しますからその退職金で支払う必要があると思います。然し腹黒い長男ですから、遺留分の放棄あるいは減額を迫ってくるはずです。穏便にこの問題をクリアできるか、心配なことです。

http://www.kanekogsj.com/


同じカテゴリー(全て)の記事
 1月9日のおはようございます^^ (2014-01-09 09:09)
 1月8日のおはようございます^^ (2014-01-08 07:53)
 1月7日のおはようございます^^ (2014-01-07 07:40)
 1月6日のおはようございます^^ (2014-01-06 07:31)
 今年最後のおはようございます^^ (2013-12-28 08:22)
 12月27日のおはようございます^^ (2013-12-27 10:18)

Posted by kinchanhappy at 20:02│Comments(0)全て
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。
このページの上へ

削除
遺留分で家族がもめそうです
    コメント(0)