2013年09月13日

相続トラブルの本当の悲しさ

今回も弊所あてに寄せられた体験談やご意見をご紹介致します。皆様もぜひ、ご参考になさってください。

僕の叔母は、高齢で再婚しました。再婚相手には3人の娘さんがいました。叔母は元来身体が丈夫な方ではなく、その当時も入院しておりました。そして、再婚相手の旦那さんが亡くなったてから、泥沼の相続劇が始まったのです。叔母の入院中に、通帳から現金をすべて引き出していたのです。遺言書には、財産はすべて娘にと書いてあったそうです。叔母はすべてを無くしました。

その遺言書自体、正規に作られたものかどうかは定かではありません。弁護士にもお願いしようとしたのですが、叔母は足を悪くしており、外出が困難な状態にありました。その当時僕は、このトラブル自体を把握していませんでした。トラブルを知り、今すぐにでも相手の所に協議しに行こうとせかす僕に、叔母が言うのです。「この年でもうもめ事はこりごりよ」と。「私もこの先そんなに長くない。トラブルで相手を恨んで余生を過ごすより、早く忘れたい。」僕はここに相続トラブルの真の悲しさがあるように感じました。


相続・遺言体験談 多数公開中。

http://www.kanekogsj.com/


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Posted by kinchanhappy at 17:04│Comments(0)全て
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