2013年08月21日

配偶者の急死で相続トラブルに

今回も弊所あてに寄せられた体験談やご意見をご紹介致します。皆様もぜひ、ご参考になさってください。



数年前に結婚したばかりの友人のご主人が交通事故で突然亡くなりました。

新婚当初から辛い不妊治療を頑張り続けて、最近完成した夢のマイホームにも子供部屋を2部屋用意していたとのことでした。

長年の友人である私も葬儀に参列しましたが、あまりのショックにどう声をかけたらよいものかと、その後、連絡が取りづらくなっていました。

そんなある日、未亡人となった彼女のほうから電話がかかってきました。

専業主婦だった彼女が仕事を探し、経済的に独立しなければならないこの時期に、遺産相続のことでご主人のご両親とトラブルになっているのだと、私に打ち明けてきたのです。

子供のいない夫婦では、亡くなった配偶者の親が存命である場合、遺された配偶者のみならず、存命の親も共同相続人になるそうです。

「もっと早くに遺言書を作成しておけばよかった」と、嘆く彼女に、どう声をかけたらよいのか、戸惑いました。

「これからの暮らしを考えると、悲しんで落ち込んでいる暇もないくらいに辛い」という彼女の言葉には、当事者ならではの切羽詰った実感がこもっていました。

http://www.kanekogsj.com/


同じカテゴリー(相続・遺言体験談)の記事
 広い土地ではないのだけれど (2013-09-03 22:02)
 借金を相続しないためには (2013-09-03 20:02)
 初めてあう親戚までもが (2013-09-03 17:01)
 相続トラブルで親族がばらばらに (2013-09-03 14:08)
 弁護士も怒った泥沼遺産相続 (2013-09-03 11:44)
 遺言は大事ですね (2013-09-03 10:01)

Posted by kinchanhappy at 07:36│Comments(0)相続・遺言体験談
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。
このページの上へ

削除
配偶者の急死で相続トラブルに
    コメント(0)