2013年08月21日
困った遺言
今回も弊所あてに寄せられた体験談やご意見をご紹介致します。皆様もぜひ、ご参考になさってください。
主人の父が、亡くなった時のことです。
もともと、癌でなくなることは一同覚悟していましたが、
本人は、頑固な上にワンマンな生き方をしていた人だったので、
死後も話し合いは、生前話し合うことが出来ずに周りも困っていました。
本人の言い分は、
俺が死んだら、葬式もやるな。墓もいらない。
骨は大好きだった海にまけ。
とのことでした。
母は、これを遺言と捉え、守らねばならないと思い込んでいましたが、
実際、亡くなってみた時には、母は悲しみに明け暮れるばかりで、
病院から遺体を運ぶ手続きさえ、ままならなかったので、
親戚一同が対応しなければなりませんでした。
何も考えていなかったので、当然、準備は一からになりましたし、
葬式もやるなと言われていたからとはいっても、
聞きつけて家までくる人たちを全員相手に、
死に際の説明をしたりできるのか、一度式をやっておけば、
一度で住むんだぞ、
という叔父の言葉に、納得して葬式をすることになりました。
式の後の、納骨にしても、
本人の言っていた、海にまけというのは
死体遺棄罪になる可能性もあり、道徳的にも無理だと言うことで、残された母は、
墓の用意もさなければなりませんでした。
なんとも、迷惑な遺言でした。
http://www.kanekogsj.com/
主人の父が、亡くなった時のことです。
もともと、癌でなくなることは一同覚悟していましたが、
本人は、頑固な上にワンマンな生き方をしていた人だったので、
死後も話し合いは、生前話し合うことが出来ずに周りも困っていました。
本人の言い分は、
俺が死んだら、葬式もやるな。墓もいらない。
骨は大好きだった海にまけ。
とのことでした。
母は、これを遺言と捉え、守らねばならないと思い込んでいましたが、
実際、亡くなってみた時には、母は悲しみに明け暮れるばかりで、
病院から遺体を運ぶ手続きさえ、ままならなかったので、
親戚一同が対応しなければなりませんでした。
何も考えていなかったので、当然、準備は一からになりましたし、
葬式もやるなと言われていたからとはいっても、
聞きつけて家までくる人たちを全員相手に、
死に際の説明をしたりできるのか、一度式をやっておけば、
一度で住むんだぞ、
という叔父の言葉に、納得して葬式をすることになりました。
式の後の、納骨にしても、
本人の言っていた、海にまけというのは
死体遺棄罪になる可能性もあり、道徳的にも無理だと言うことで、残された母は、
墓の用意もさなければなりませんでした。
なんとも、迷惑な遺言でした。
http://www.kanekogsj.com/
Posted by kinchanhappy at 14:50│Comments(0)
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