2013年08月23日
遺言に興味がない人
今回も弊所あてに寄せられた体験談やご意見をご紹介致します。皆様もぜひ、ご参考になさってください。
夜中、突然電話が鳴り響きました。
間違い電話か、いたずらか、と訝りながら受話器を取ると、親戚からの電話。
十数年もご無沙汰であったので、少しびっくりしたがすぐ把握。あの人が亡くなったのかな、と。
しかし、あの人は、寝たきりだがまだ元気とのこと。ただ医師の説明だと、あと数日の命。そんな中、電話の主が困った相談を持ちかけてきた。
あの人が遺言を書いてくれない、興味がない、と。
あの人は一人身で、ずっと一人で生きてきたようなもの。遺言を書く相手がいないのも理解できる。ただし、電話の主をはじめ、私も親戚という縁はある。
電話の主による看病、その先の葬儀の世話もしなければならない。
しかし、あの人は、遺言を書くのは嫌だと一蹴。私は遺言ノートをベッド脇に置いたり、何気なく、住まいのものはどうするの?、と聞いたりするが、はぐらかされるばかりである。
その数日後、あの人は亡くなるのだが、結局遺言なし。残ったものをどうしたいのかわからずじまい、というのもまわりにとっては実は迷惑なものとなる。
http://www.kanekogsj.com/
夜中、突然電話が鳴り響きました。
間違い電話か、いたずらか、と訝りながら受話器を取ると、親戚からの電話。
十数年もご無沙汰であったので、少しびっくりしたがすぐ把握。あの人が亡くなったのかな、と。
しかし、あの人は、寝たきりだがまだ元気とのこと。ただ医師の説明だと、あと数日の命。そんな中、電話の主が困った相談を持ちかけてきた。
あの人が遺言を書いてくれない、興味がない、と。
あの人は一人身で、ずっと一人で生きてきたようなもの。遺言を書く相手がいないのも理解できる。ただし、電話の主をはじめ、私も親戚という縁はある。
電話の主による看病、その先の葬儀の世話もしなければならない。
しかし、あの人は、遺言を書くのは嫌だと一蹴。私は遺言ノートをベッド脇に置いたり、何気なく、住まいのものはどうするの?、と聞いたりするが、はぐらかされるばかりである。
その数日後、あの人は亡くなるのだが、結局遺言なし。残ったものをどうしたいのかわからずじまい、というのもまわりにとっては実は迷惑なものとなる。
http://www.kanekogsj.com/
Posted by kinchanhappy at 18:18│Comments(0)
│相続・遺言体験談